Dona Holleman先生のPractice Manual日本語版 販売を開始しました~

ドナ先生の著書 プラクティス マニュアルの日本語版がやーっと完成しました‼️
ヨガの日々のプラクティスに役立つ貴重なドナ先生の教えが、とてもわかりやすく記されています。

Centered Yogaの教えとは・・・

このメソッドは、以下の練習の8大原則を基本としています。
1. 瞑想的な状態のマインド、もしくは「無為」なマインド
2. リラックスすること、もしくは「無為」な身体
3. 意図すること、もしくは「無為」なイメージ化
4. 根付くこと、もしくは重力の利用
5. センタリングすること、もしくはハラを意識すること
6. アラインメントをとる(揃える)こと
7. 呼吸すること
8. 伸びること

センタード・ヨガは、自然の一要素である人間、自然の中に流れる生命の力の表現である人間の態度のひとつである。
センタード・ヨガのメソッドは、ドナ・ホルマンが作ったもので、ドナの個人的な経験と、ドナの出会った、クリシュナムルティの哲学、B.K.S.アイアンガーのハタヨガ、カスタネダのシャーマン的宗教観、そしてワンダ・スカラヴェリとの友情から生まれました。

Dona Holleman先生について・・・

1960年代、ドナはクリシュナムルティと出会う。ふたりはスイスのグシュタードで1対1の長い対話を重ね、そこからドナはクリシュナムルティの言う瞑想的なマインドと、完全なる意識化もしくは「無為」なマインドという考え方を学ぶ。それはつまり、アーサナをする際に爬虫類の脳に従うことで、 現代の脳の考えることとは真逆になる。

パタンジャリのスートラ(ディヤナ)で、この概念は練習が究極的に目指すものとされているが、ドナにとってこれは単なるスタート地点である。
クリシュナムルティのおかげでドナはB.K.S.アイアンガーと出会い、1964年と1969年にインドに渡り、師から生徒への貴重な直接指導を受けることになる。アイアンガーはドナに伝統的な鍛錬と、ハタヨガの身体的なテクニックを教え、そこからドナはボディスケープ(身体を風景として捉えること)と伸びることについて学ぶ。

ドナはヨーロッパで初めてのアイアンガースタイルのハタヨガを紹介する。1964年から1969年の間、オランダでB.K.S.アイアンガー・ヨガ・ワークグループを立ち上げ、指導員の養成も始める。
1980年代に入ると、ドナはアイアンガーの国際的コミュニティから離れるが、それでもアイアンガーから学んだ練習とトレーニングの基本的要素の学びは継続する。またアイアンガーの生徒たちに、純粋な元々の伝統的アイアンガーメソッドに従うよう薦める。
2番目の原則、リラックスすること、もしくは「無為」な身体について、ドナは道教の「無為を為す」という概念からインスピレーションを得ている。
ドナの3番目の原則「意図」することは、カスタネダとドン・ファンの古いシャーマン的な知恵からインスピレーションを得たもので、この「意図」は宇宙を動かす力であり、これをアーサナ練習に使って、これから起こることをイメージ化する。

1980年、ドナはマーベル・トッドの書いた重要な本、『The thinking body(考える身体)』を読み、これがドナの上級レベルの練習をさらに濃いものにし、変化させていく。
もうひとつここから生み出されたのが、センタード・ヨガの4番目と5番目の原則、根付くこと、もしくは重力と跳ね返る力を利用することと、センタリングすることである。
身体を重力に沿わせて、その力が跳ね返る作用を受け取ると、自分のエネルギーを上からも下からもハラ(身体の中心)に繋げることができ、「物理的な身体」の抵抗を減らして、「エネルギー体」の不可欠な力を増幅することができる。これはア・サナ(努力のないポーズ)という言葉の意味を再確認させてくれる。
ドナは、友人であり助言者でもあるワンダ・スカラヴェリと共に、呼吸のテクニックとバンダを深く学ぶ。これらなくして調和のとれた練習や整った身体はあり得ず、ヨガは単なる身体のエクササイズとなる。
練習には、プリズムを通る一本の白い光が虹色の光に分かれているように、この8大原則を確実に、そして同時に適用しなくてはならない。

定価 4,500円(税込) +送料600円

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